この度、木村さんが長年ヨーロッパで真剣に取組み勉強してきた経験を活かし、エステティックの専門学校を創設したと聞き、大変嬉しく思っております。

木村さんは常々情熱を持って「理論と技術をしっかり身に付けたエステティシャンを養成したい」また、「いくら、素晴らしいテクニックを持っていてもダメだ！美容は心だ！」とも言っておりましたが、私もその通りだと思います。

パリでも魅力学講座を開催し、そのような講演をなさって成功をおさめたのも、大変意義があったと思います。聞くところによりますと、現在日本では３日から１週間単位でディプロマが取得できるそうで、驚きかつ恐れを感じました。そういう方々がエステティックの本当の意味をも知らずして実施していることは、トラブルがあった場合にどう処理しているのか大変な問題だと思います。エステティックは美容と医学の十分な知識があって初めて出来る仕事ではないでしょうか？

ここフランスでは、最低７ヶ月以上の勉強が必要とされています。日本でも国家試験制度が１日も早く確立されることを心から望んで止みません。その意味においても木村さんの「ヌーベルエステティック　アカデミー」は、国際水準の学校であると信じております。優秀なエステティシャンが育つということは、日本女性にとってどれ程の救いになるか知れません。

従って、木村さんのおやりになろうとしていることは、日本エステティック業界に大変な影響を与え、貢献されるものと思います。トータルな意味での素晴らしいエステティシャンが育つことを、私はパリから祈っております。