2章 私たちはマグネテラピーで人生が変わった
「シミ」がすっかり消えた
紫外線による「火ぶくれ痕のシミ」がきれいに
シミの相談にきた26歳になるD子さんは北海道出身で、水泳が大好きでした。
「北海道の海でなかなか泳げないので、タイのプーケット島へ行ったのですが、うっかり日焼け対策を怠って、顔も体も火ぶくれになってしまい、その痕がシミになってしまったんです。もう2年もたっているんですが治りますか。皮膚科にも行き、美容整形でレーザー治療も受けたんですが全然ダメだったんです」
何年も前の皮膚トラブルでも、けっしてあきらめないでください。マグネテラピーはシミにも有効です。
ところが彼女は、機械を使用しはじめて6カ月目に、盲腸から腹膜炎をおこし手術を2回受け、半年も入院する羽目に。当然、その期間はマグネテラピーも中断することになってしまったのです。
それでも彼女は、中断をはさんで、合計1年間実行し、返却に来たときには、シミはすっかり消えていました。
紫外線以外でシミの原因に多いのが化粧
最近は肌に合わない化粧品を長年使い続け、知らないうちにあちこちにシミができてしまう女性が多いようです。
小さなシミなら、ふつうは3、4カ月ほどできれいになります。
でも、いつまでもきれいにならないのであれば、真皮にまでシミが入り込んでしまったと考えられます。真皮は通常、新陳代謝をしないため、シミが残ってしまうのです。この種のシミはマグネテラピーできれいにすることが可能です。
化粧品は、素材としての原材料に、肌に悪影響を与えかねない危険な化学合成物質が使われることが多いので、使うときにはどんな成分か、十分な注意を払うことと使いすぎに注意をしてください。
美しく装う化粧品だからといって、美しさを損なう危険性がないなどと思うのは錯覚もいいところです。太陽光線の害にはすごく敏感なのに、化粧品には無頓着というのは片手落ちというものです。
ソバカスとシロナマズはマグネテラピーでも難しい
シミと並んで、よく相談を受けるのはソバカスです。残念ながら、ソバカスはマグネテラピーできれいにするのは難しいようです。
現代の皮膚医学でもソバカスをきれいにするのは難しいと言われています。なぜならソバカスは遺伝によるものだからです。もっともソバカスは「ソバカス美人」という言葉もあるくらいで、かえって魅力的に受け取られることもよくあります。とくに白人系の人にソバカスは多く、著名な女優さんやモデルさんにもソバカスの多い人はたくさんいます。
ただ、濃くなったり薄くなったりするので、どうしても気になる人は、紫外線は出来るだけ避けて、ビタミンCを食後に1000mg、1日3000mg摂ることをお勧めします。最近の例では、マグネテラピーを行っていたら、いつのまにかソバカスが消えてしまった方がいました。
もう一つ「シロナマズ」と言われる肌の色素異常も、マグネテラピーできれいにするのは不可能です。これは肌の真皮の活性化では解決できないことが原因になっているからで、これらの症状の方は皮膚科へ行っていただくほうがよいと思います。