3章 なぜマグネテラピーでこんなにきれいになれるのか
レーザー投射との併用で効果は倍増する
マグネテラピーはレーザーと相性がいい
マグネテラピーのやり方は簡単です。
皆さんはレーザー・メスというのを知っていますか。
近代医療でよく使われているものです。レーザー光をレンズによって絞り込み、1点に集めると焦点は1000?5000度の高温になり、瞬間的に生体組織を切り開くメスの役割をする。出血が少なく手術ができることが最大の長所といわれています。
傷口も早く治るそうで、まったく進歩したものだと感心させられます。このほかにもレーザーは歯の治療や頭痛、肩こりなどにも広く使われています。
マグネテラピーはレーザーととても相性がよく、赤ら顔以外はレーザーを併用するとよい効果が得られます。
その方法を簡単に紹介しますと、まずマグネテラピーをやってから、美容液を塗る前にレーザーを投射します。美容液を塗ってからレーザーをあてると、レーザーとの化学反応が絶対にないとはいえないからです。
ソフト・レーザーならまったく安全
私のサロンではソフト・レーザーといって、パワーの弱いレーザーを使用しています。医療で使用するのは炭酸ガス、アルゴン、ルビー、YAGで、1ワットから数キロワットものパワーですが、私が使っている半導体レーザーは、5ミリワット(1ワットの200分の1)という、比較にならないほどパワーの弱いものです。
エステティック・サロンでは、赤外線よりちょっと短い赤い波長のレーザーが使われているのが普通で、中には40ミリワットくらいの強いレーザーを使用しているところもあります。私としては40ミリワットというのは使うのに抵抗がありますし、5ミリワットで十分役目を果たしていると考えています。
高出力のレーザーの使用は危険を伴うことから、医師以外が使用することは、すでにアメリカをはじめヨーロッパ諸国でも禁止されているように、日本でもやがて厳しい規則下に置かれることでしょう。