音楽浴(ミュージックセラピー)は、
リラックスするのに有効

私たちの日常生活は、様々なストレスでいっぱいですが、時には精神的にもゆっくりとリラックスして安らげる時間を持たなければやっていけません。日常生活の中で人間の感覚機能の五感(視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚)の内で見過ごされがちな聴覚ですが、音楽浴(ミュージックセラピー)というのをご存知ですか?
音楽浴(ミュージックセラピー)は、リラックスするのに有効なのはもちろん、聴覚のセンスアップ、そしてお肌にもイイ影響を与えます。植物など聴覚器官を持たないキャベツやバナナ、ゴムの木などでさえ、音楽を聴かせ育てたところ、とても美味しくなったり、収穫量が増えたそうですから、リラックスできる美しい音楽が、人間のお肌に悪いはずがありません。普段の通勤通学の電車の中で、iPodやウォークマンで聴く音楽もいいのですが、部屋でアクセサリー類を外して、ソファなどでのんびりとリラックスできる音楽を聴いてみてください。
音楽浴(ミュージックセラピー)のコツとしては、
- 音楽が肉体に共感しやすい状態にするため、胸式呼吸で聴く。
- 目を閉じて音楽を聴く。
目を開けていると、視覚に25%のエネルギーが使われてしまいますので、より聴覚に神経を集中させるためです。 - 体勢ができたら、音楽を色で感じるようにします。聴いている音楽がどんな色に感じるかを連想してください。
- 次に音楽を聴いて何か情景を連想してください。聴いているうちに曲が変化して情景がどんどん変化するでしょうが、それでOKです。
また、音楽浴(ミュージックセラピー)は、催眠療法などにも利用されていますので、眠るのにもよいようです。寝ながら音楽を聴く場合は、枕の中に入れるピロウスピーカーというものもあるので、不眠症の方は試してみるのもいいかもしれません。