ニキビの種類ごとの原因と症状
原因と症状
ニキビは毛穴に余分な皮脂や汚れが詰まることで発生します。特に顔は体の中でも一番毛穴の密度が高いので、ニキビは顔にできやすい傾向があります。また、顔の中でもＴゾーンと呼ばれる額や鼻の付近は、外部からの刺激を受けやすいので、肌を守るために皮脂を余計に分泌する必要があり、ニキビができやすいところと言えます。
ニキビができない正常な毛穴は、皮膚が生まれ変わるターンオーバーのサイクルが正常に働き、古い皮膚はアカやフケとなって自然と剥がれ落ちています。皮膚のターンオーバーが正常に働いていると、皮脂も適切な量が分泌されて毛穴の外に押し出されるため、余分な皮脂や汚れが毛穴に溜まることもありません。
しっかりと洗顔して毛穴をきれいにすれば、ニキビができないと思いがちです。しかし、ニキビでお困りの方は、ニキビができる原因は様々ですので、洗顔だけでなく新陳代謝が衰えない様に、生活習慣や食生活、便秘の予防などにも気を配る必要があります。
ニキビは予防や再発防止策を施すことが大切ですが、できてしまったニキビについては、白ニキビや黒ニキビなどの炎症が起こる前の初期症状の段階で、適切にケアすることが大変重要です。ニキビができる原因や症状、できてしまった時のケアを正しく行い、炎症して悪化したり化膿しない様に気を付けて、ニキビ跡が残らないように対処して下さい。
ニキビの種類と症状
ニキビには「白ニキビ／黒ニキビ／赤ニキビ／黄色ニキビ」など、種類によって症状が異なります。初期症状では皮脂や角質で毛穴が詰まるだけですが、初期症状のニキビができたところが徐々に悪化し、炎症を起こして毛穴とその周辺が赤く腫れ上がったり、ひどくなると毛穴に膿が溜まってしまいます。
白ニキビ（炎症を起こしていない：初期症状）
毛穴の表面に皮脂が詰まって毛穴が塞がった状態で、出口を失った皮脂が白く見えるニキビです。注意深く見ないと分からない場合が多く、白ニキビの段階ではまだ炎症は起きていませんが、悪化すると炎症を起こして赤ニキビに発展してしまいます。
黒ニキビ（炎症を起こしていない：初期症状）
白ニキビの状態から、さらに皮脂が皮膚の外側へ押し上げられて毛穴が開いてしまうことで、メラニンや酸化した皮脂で黒く見えてしまうニキビです。黒ニキビは、鼻などにできた場合は目立ちますが、その他の箇所にできた場合でも、小さなホクロやシミのように見えてしまいます。
赤ニキビ（炎症を起こしている：中期症状）
白ニキビや黒ニキビが悪化して、ニキビの周りが炎症して赤くなっているのが特徴で、毛穴に詰まった皮脂などをエサにして繁殖したアクネ菌(ニキビ菌)が原因で、炎症を起こした状態のニキビです。
赤ニキビは炎症を起こしているため、指で押すと痛みを感じる場合があります。カユミもありますので、引っ掻いてしまうとニキビ跡が残りやすいので注意が必要です。
黄色ニキビ（化膿している：末期症状）
炎症した赤ニキビが更に悪化して、炎症が真皮層にまで達して化膿した状態のニキビです。ニキビ跡が残りやすく、ひどい場合はケロイドの様にニキビ跡が盛り上がってしまうこともあります。黄色ニキビは広い範囲で炎症が起きてしまいやすく、セルフケアでは治し難い為、専門的な治療が必要となります。
ニキビ・ニキビ跡の
改善対策
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